
あざについて

あざは種類に応じた専門的な
治療が求められる皮膚疾患です
あざにはさまざまな種類があり、それぞれ治療方法や経過が異なります。当院では、患者さまのお話をじっくりお伺いしたうえで、あざのタイプに応じた治療をご提案いたします。種類によっては早期治療が必要なため、気になる症状がございましたらお早めにご相談ください。
このような場合はご相談ください TROUBLE
- 顔や身体にあざがある
- 赤・青・茶・黒などの色味を帯びている
- 生まれつきのあざがある
- あざの表面が盛り上がっている
- 子どもの身体にあざを見つけた
- 少しずつ濃くなってきた気がする
- あざが広がってきた
- 治療すべきか相談したい
あざの種類
赤あざ
皮膚表層の毛細血管が拡張・増殖し、赤やピンク色に見える状態です。「いちご状血管腫」や「単純性血管腫」などが該当し、生まれつきのあざが成長とともに変化するケースもあります。レーザー治療などで、目立ちにくくすることが可能です。
青あざ
皮膚の深い層にある色素細胞が原因で、肌表面が青や青紫色に見える状態です。「太田母斑」や「蒙古斑」などが該当します。レーザーなどの治療により、あざの色を薄くしたり、目立ちにくくしたりすることが可能です。
茶あざ
皮膚の浅い層でメラノサイトが増え、皮膚が茶色っぽく見える状態です。「カフェオレ斑」や「ベッカー母斑」などが該当し、年齢とともに変化するケースもあります。レーザー治療などにより症状の改善を目指せます。
黒あざ
メラニン色素が皮膚の中に増えるとほくろが形成されますが、ほくろよりも大きいものは黒あざとして分類されます。「色素性母斑の通常型・巨大型」や「母斑細胞母斑」などが該当し、レーザー治療や外科的治療を検討します。
その他のあざ
その他のあざには、頭皮にできやすい「脂腺母斑」、耳穴の手前や頬などにできやすい「軟骨母斑」、胸の乳輪以外にできる「副乳」などが該当します。あざは身体表面のさまざまな部位にできることがあります。
当院のあざ治療

土日・祝日も手術を含めた
保険診療を実施
当院は土日・祝日も診療を行っており、あざのタイプに応じた適切な治療のご提供が可能です。特に保険診療の手術まで土日・祝日に行っている病院は少なく、適切なタイミングで治療を受けられます。仕事や学校などでなかなか通院できないかたも、安心してお越しください。

30年以上の治療実績をもとに
専門的に治療
当院は形成外科領域において30年以上の経験と実績のある医師が在籍しており、専門的な技術と知識をもとにあざを治療します。あざのタイプを正確に見極め、状態に応じた適切な治療方法をご提案いたします。あざにお困りのかたは、お気軽に当院までご相談ください。

あざの種類に合わせた
レーザー治療で
より効果の高い治療を提供
あざの色や種類によって、適したレーザー治療は異なります。当院では、赤・青・茶色などのあざの特徴に応じて、適切なレーザーを選択し、効果的な治療を行っています。レーザーの波長を使い分けることで、皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、安全かつ確実にあざの改善を目指します。あざのお悩みは、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
あざの原因はなんですか?
あざにはいくつかタイプがあり、それぞれのタイプによって原因は異なります。当院では日本形成外科学会専門医によるあざの診断を行っており、患者さまのあざを丁寧に診察したうえで、原因や治療などについてお話します。あざがあり原因が気になるかたは、一度受診なさってください。
きれいに治りますか?
あざの濃さや大きさ、種類、進行度などによって左右されます。治療後の皮膚状態を具体的にイメージできるよう、治療前には丁寧な説明を行い、患者さまにご納得いただいたうえで治療を進めます。早めに治療を開始したほうがきれいに治る確率が高まりますので、まずはご相談ください。
あざの治療ではどんなことをしますか?
あざの種類やタイプによって治療は異なります。一般的には、レーザー治療や切除術(手術)などを行います。詳しい治療方法については受診時にお伝えいたします。治療に関するご不安やご質問は、お気軽にお問い合わせください。
あざ治療は痛いですか?
痛みの感じかたには個人差があり、治療方法や症状の程度によって左右されることがあります。治療へのご不安により痛みが強くなることもあるため、痛みが苦手なかたは事前にご相談ください。
仕事や学校があり、なかなか受診できません。
当院は土日・祝日も診療を行っており、仕事や学校などで平日の受診が難しいかたも安心して通うことができます。あざだけでなく、お肌のトラブルにお困りの場合はお気軽にお越しください。
特に症状はないので、様子を見てもいいですか?
あざの中には、早期発見・治療が必要な疾患があります。たとえば、ほくろに似た皮膚がんとして「悪性黒色腫」や「基底細胞がん」という病気があり、発見が遅れると命に関わるおそれがあります。気になる症状を見つけたら、放置せずまずは受診し、医師の診察を受けるようにしましょう。