粉瘤とはなんですか?
粉瘤は皮下にできる良性腫瘍です。通常、外に排出されるはずだった皮脂や角質がなんらかの原因で皮下または皮内に蓄積し、半球状の隆起として触れます。身体のいたるところにでる可能性があり、特にできやすい部位は背中やうなじ、頬、耳たぶなどです。
粉瘤はどんな症状が出ますか?
はじめは触らないとわからないくらい目立ちませんが、徐々に大きくなり皮膚が盛り上がっている状態になります。中央の黒い点を押すとドロッとした内容物が出て、においを伴うことがあります。化膿すると赤み・腫れ・痛みが生じるため、なるべく早い段階で治療を受けることが大切です。
粉瘤の治療はどんなことをしますか?
感染のない場合は手術で摘出します。軽度の感染のある場合は、抗生剤や抗炎症剤を投与して炎症を抑えてから摘出します。感染が強く、多量の膿が貯留している場合は、切開・排膿して開放治療(軟膏治療)を行い、感染が治癒した後に期間を置いてから腫瘍を摘出します。
できものが気になります。つぶしてもいいですか?
粉瘤を無理に圧迫して内容物や膿を出そうとすると、感染が周囲に拡大し、重症化するおそれがあります。治療が長引く原因にもなるので、自己判断でつぶすのは控えましょう。必ず医師の診察や処置を受けてください。
粉瘤ができたらまず何をするといいですか?
粉瘤(または疑わしい症状)がみられたら、まずはお近くの形成外科を受診することが大切です。形成外科は粉瘤の診断・治療を専門としている診療科であり、症状に応じた治療が受けられます。当院も粉瘤治療を積極的に行っていますので、お気軽にご来院ください。
粉瘤の手術で傷跡は残りますか?
粉瘤ができた部位や大きさ、感染状況などによって傷跡が残る可能性があります。当院では、状態に応じて手術の方法(術式)を変え、なるべく傷跡が残らないよう努めております。顔など目立つ部位に粉瘤ができてお困りの場合は、一度ご相談ください。